2020年3月から、”つみたてNISA”を開始しています。楽天証券で人気の2つの銘柄について、運用実績をもとに比較してみることにします。
楽天・全世界株式/全米株式インデックス・ファンド
楽天証券の人気銘柄でランク上位に入る”全世界株式インデックス・ファンド”と”全米株式インデックス・ファンド”。通称、"楽天・バンガード・ファンド(全世界株式/全米株式)。
どちらも、簡単に世界やアメリカの株式に投資することができる、初級入門編的な銘柄です。僕は、株式動向や経済情勢を絶えずチェックする時間もノウハウもないため、この2銘柄を軸にしています。
”全世界株式”は、投資対象が世界中の企業ということになりますが、直近の月次レポートを閲覧してみると、57.4%はアメリカ企業への投資で、次ぐ日本は7.4%、中国は4.9%と、アメリカの存在感が際立っています。やはり良くも悪くもアメリカ経済は世界に多大に影響を与えるのだなということがわかります。
来年は、新型コロナウイルス対策やアメリカ大統領選挙の影響など、どんな展開になるのやら・・・。
”比較”どちらがお得!?(全世界株式/全米株式)
2020年12月6日時点で、僕の2銘柄の運用実績を比較してみます。
全世界株式の方が、若干損益率が良いですね。
2020年の推移は、僕なりに要約すると以下の通り(運用報告書を参照)。
- 新型コロナウイルスにより、2月下旬頃から世界経済は大きく停滞
- 4月以降、各国の迅速かつ大胆な対策により、緩やかに経済は復調
- 6月頃、米国で感染再拡大したものの、何とか株価上昇をキープ
今年は、どちらに投資をしても、新型コロナウイルスの影響を受け、同じような結果にならざるを得ない状況だったのかと推察します。来年は、ワクチン開発や新しい生活様式に対応するテクノロジー進化等の期待が高まります。
結局のところ、どっちがいいの?という疑問点については、大変心苦しいのですが、答えは出ていません。いずれも、世界経済の影響を受けると考えると、ほぼ同じような値動きとなる銘柄だと思います。
アメリカ経済の伸びを信じるか、世界全体でリスクヘッジするか、個々の考え方になるのかなと思います。ただ、アメリカが突然衰退するというのも考え難く、”アメリカ中心の株式投資”というスタイルは、当分の間続けても問題ないのではと考えます。
僕は、引き続きどちらの銘柄も積立投資していく予定です!