Manpapa's blog

《3人子育てパパ》 つみたてNISA・サウナ・ラーメン

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息を吹き返した”ジュニアNISA” チャンスはあと3年?

"つみたてNISA"を開始して、2024年にNISA改正があるということを学びました。

その改正の中で、”ジュニアNISA”が結構使える制度に生まれ変わる!?ということで、内容を整理してみました。

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”ジュニアNISA”は2023年で制度廃止が決定!

「生まれ変わるのに、廃止なの?」という意味のわからない展開ですが、まずは現行の"ジュニアNISA”の状況を解説します。

”ジュニアNISA”は、2016年度から始まった未成年者を対象とした制度で、2018年から開始した”つみたてNISA”より先輩にあたります。

子どもの将来の資金(教育費など)の準備として立ち上げられた制度ですが、この制度の最大のネックが「払出制限」でした。

対象の子どもが18歳になるより前に払い出しすると、過去の利益に遡って課税されるというもので、例えば中学・高校の時点でまとまった資金が欲しい等のケースだと、結局課税されてしまうという、超お荷物なルールになっていました。

そんなデメリットもあり、”NISA”や”つみたてNISA”と比較して、圧倒的に制度が浸透せず、結果として2023年での制度廃止が決定しました。

廃止と同時に、問題のルールが消失する!?

今回、"ジュニアNISA”は廃止が決まったことで、この「払出制限」が撤廃されることとなりました。2024年以降は、対象の子どもが18歳になる前でも、非課税で払い出しできるようになります。

皮肉にも、制度廃止と同時に「けっこう使えるヤツ」になってしまったとのこと。

”つみたてNISA”と"ジュニアNISA”を比較してみる

現行と改正後について、下図にまとめてみました。

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「払出制限」の撤廃は黄色でマスクがけしています。

"ジュニアNISA”の年間投資上限は80万円と、”つみたてNISA”よりも積立金額が大きいという点がポイントです。

「20歳未満の子どもがいて、かつ、”つみたてNISA”は満額投資しており、もう少し投資金額を増やしたい」というような人にとっては、”ジュニアNISA”は魅力的なわけです。

既に2023年までで廃止が決定しているので、今からだと80万円×3年=240万円の投資が可能で、子どもが18歳になるまでは非課税運用できることになります。

確かに、利用価値あるかも!

僕の"ジュニアNISA”の使い方

僕は子供が3人いますので、2020年~2023年の3年間で720万円の投資枠が確保できます。貯金が足りないので満額投資するのは無理です・・・(涙)

我が家では、教育費とは別に、子どもが将来自立する時に渡そうと思って貯めているお金があります。引越し費用にしてもいいし、結婚費用にしてもいいし、お金の使い道は子どもに託す予定です。

この貯金、子どもが自立するまでは銀行に預けっぱなしの予定なので「それなら、”ジュニアNISA”制度で運用して、少しでも資産を増やそう」という考えに至りました!

子どもは長男が5歳。2021年から開始すると、18歳までで計13年間は運用できますので、長期投資としてはまずまずの期間といったところです。

将来この資産を子供に託す時、積立投資について説明し、現金受領するか、投資を続けて複利を拡大させていくか、しっかりとお金の授業をしてあげようと思います。

ということで、廃止となることで息を吹き返した”ジュニアNISA”も、来年からちょっとずつ活用していこうと思います!